TeethON塾長です。
歯科医師国家試験では画像検査(CT・MRI)と造影剤の禁忌が毎年のように出題されます。
本記事では CT造影剤(ヨード系)・MRI造影剤(ガドリニウム系) の禁忌・注意点を、臨床・国試の両方の観点で整理します。
CT造影剤(ヨード造影剤)の禁忌は、歯科国試でも医科国試でも頻出です。
最重要。アナフィラキシーの危険。皮膚テストは推奨されない(偽陰性が多い)。
ヨード負荷で甲状腺クリーゼのリスク。
ヨード造影剤による造影腎症(CIN)のリスク。特に脱水が危険。
循環動態が不安定、造影剤負荷に耐えられない。
同種造影剤の再投与禁忌。
■ 注意すべき患者
禁忌例とその理由
NSF(腎性全身性線維症)のリスク。最重要。
発疹〜アナフィラキシー。
胎児への安全性が不確立。原則避ける。
■ 注意が必要なケース
・中等度の腎障害(eGFR 30–59)
・造影剤過敏症の既往がある
・妊娠の可能性がある女性
・顎関節症(TMD)評価では基本的に“非造影MRI”でOK
→ 造影は腫瘍や顎関節内炎症を疑うときのみ。
・口腔悪性腫瘍
→ 軟組織・骨髄内進展を MRI が高精度で評価。
国家試験では「どちらの禁忌か?」を問う頻度が高いので、総まとめ表を作成。
1. 甲状腺疾患は“CT造影”だけ重要
2. 腎障害(eGFR<30)はCT・MRIの両方NGだが理由が違う
・CT:造影腎症(CIN)
・MRI:腎性全身性線維症(NSF)
3. 喘息はCTで注意、MRIは関係なし
4. 妊婦はMRI造影がより強い禁忌
「CT=ヨード=甲状腺」
「MRI=ガドリニウム=NSF」
「腎障害は両方NGだが理由が違う」
これをセットで覚える。
CT造影とMRI造影は、禁忌・合併症・適応が異なるため国試で頻繁に問われます。
特に 腎障害・アレルギー・甲状腺疾患・妊娠 の4つを起点に整理すれば失点しません。
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