コラム

【歯科医師国家試験対策】CT造影・MRI造影の禁忌まとめ|国試で出る造影剤の安全管理        

TeethON塾長です。

歯科医師国家試験では画像検査(CT・MRI)と造影剤の禁忌が毎年のように出題されます。
本記事では CT造影剤(ヨード系)・MRI造影剤(ガドリニウム系) の禁忌・注意点を、臨床・国試の両方の観点で整理します。

 

CT造影(ヨード造影剤)の禁忌一覧|必ず覚える5項目


 

 

CT造影剤(ヨード造影剤)の禁忌は、歯科国試でも医科国試でも頻出です。

 

 

■ CT造影剤の禁忌(ヨード造影剤)

 

  • ヨードアレルギー(造影剤アレルギー)

最重要。アナフィラキシーの危険。皮膚テストは推奨されない(偽陰性が多い)。

 

  • 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

ヨード負荷で甲状腺クリーゼのリスク。

 

  • 重篤な腎障害(eGFR<30)

ヨード造影剤による造影腎症(CIN)のリスク。特に脱水が危険。

 

  • 重篤な心不全

循環動態が不安定、造影剤負荷に耐えられない。

 

  • 過去の重篤な造影剤副作用歴

同種造影剤の再投与禁忌。

 

【国試ポイント】


 

 

  • 透析患者は禁忌ではないが原則造影は避ける

 

  • メトホルミン内服者は“禁忌ではない”が腎障害なら中止を検討

 

 

CT造影剤の注意点|国試で狙われる落とし穴


 

 

■ 注意すべき患者

 

  • 気管支喘息(アレルギー素因、リスク上昇)

 

  • 脱水(造影腎症リスク↑)

 

  • 高齢者

 

  • 多発性骨髄腫(高粘稠 → 腎障害のリスク)

 

 

■ 歯科的に重要なポイント


 

 

  • 口腔がんの造影CT
  • 頸部リンパ節転移を評価するため造影が使われるが、造影禁忌は常にチェック。

 

 

  • 顎骨炎症(骨髄炎)
  • 造影CTで軟組織の炎症範囲の把握がしやすい。

 

 

MRI造影(ガドリニウム造影剤)の禁忌|CTと混同しやすいポイント


 

 

  • MRI造影剤は ガドリニウム(Gd) を使用。
  • 禁忌はCTと異なるので国試で非常に狙われやすい。

 

 

■ MRI造影剤の禁忌


 

 

禁忌例とその理由

 

  • 重度腎障害(eGFR<30)

NSF(腎性全身性線維症)のリスク。最重要。

 

  • Gd造影剤アレルギー

発疹〜アナフィラキシー。

 

  • 妊娠(特に初期)

胎児への安全性が不確立。原則避ける。

 

【国試ポイント】


 

 

  • 甲状腺疾患はMRI造影には関係ない(CTとの差別化ポイント)

 

  • 喘息もMRI造影には禁忌ではない

 

 

MRI造影の注意点|歯科国試の頻出ポイント


 

 

■ 注意が必要なケース

 

・中等度の腎障害(eGFR 30–59)

 

・造影剤過敏症の既往がある

 

・妊娠の可能性がある女性

 

 

■ 歯科的に重要な点


 

 

・顎関節症(TMD)評価では基本的に“非造影MRI”でOK
→ 造影は腫瘍や顎関節内炎症を疑うときのみ。

 

・口腔悪性腫瘍
→ 軟組織・骨髄内進展を MRI が高精度で評価。

 

 

CT vs MRI 造影剤の禁忌 まとめ表(国試用)


 

 

国家試験では「どちらの禁忌か?」を問う頻度が高いので、総まとめ表を作成。

 

必ず押さえるポイント


 

 

1. 甲状腺疾患は“CT造影”だけ重要

2. 腎障害(eGFR<30)はCT・MRIの両方NGだが理由が違う

 

・CT:造影腎症(CIN)

 

・MRI:腎性全身性線維症(NSF)

 

3. 喘息はCTで注意、MRIは関係なし

 

4. 妊婦はMRI造影がより強い禁忌

 

 

■ 勉強法(国試対策)


 

 

「CT=ヨード=甲状腺」

 

「MRI=ガドリニウム=NSF」

 

「腎障害は両方NGだが理由が違う」

 

これをセットで覚える。

 

最後に


 

 

CT造影とMRI造影は、禁忌・合併症・適応が異なるため国試で頻繁に問われます。

 

特に 腎障害・アレルギー・甲状腺疾患・妊娠 の4つを起点に整理すれば失点しません。

 

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