歯科医師国家試験では、高齢者の全身管理は毎年出題される超頻出領域です。特に
1. 高齢者の転倒や骨折による寝たきり
2. 褥瘡
これは高齢社会に対応する歯科医師は理解しておかなければなりません !
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高齢者の転倒で骨折頻度が最も高いのはどれか。1つ選べ。
a 鼻骨
b 下顎骨
c 肩甲骨
d 大腿骨
e 尾骨
✔ 正答:d 大腿骨
● 国家試験の得点ポイント(3項)
1. 骨粗鬆症により、大腿骨頸部が脆い
2. 前方転倒しやすく、股関節部に荷重が集中
3. 骨折後は寝たきり → 褥瘡・肺炎につながる
ためです。
そして、国試では「骨折」o「褥瘡」がヤマです!!!
実際の臨床でも
大腿骨骨折 → 長期臥床 → 褥瘡
のパターンが多です!!
医師国家試験では褥瘡の好発部位と、姿勢などによって出現部位が異なる問題が出るので、歯科医師国家試験にも出題されると想定されます。
▶ 最重要3部位
1. 仙骨(仰臥位で最頻)
2. 大転子(側臥位)
3. 坐骨結節(座位・車椅子)
● 仰臥位(あおむけ)
仙骨(最頻)
踵(かかと)
肩甲骨
後頭部
● 側臥位
大転子
外果(くるぶし)
耳介
● 座位(車椅子)
坐骨結節
仙骨
実臨床ではステージも求められます。
ざっくりでいいので覚えましょう!
ステージ I
・発赤(圧迫を解除しても消えない)
・皮膚欠損なし
ステージ II
・水疱、びらん
・真皮まで
ステージ III
・皮下組織まで欠損
ステージ IV
・骨、筋肉が露出
※ 口腔領域の「圧迫性潰瘍」の理解にもつながる。
今の歯科医師国家試験は全身がトレンドです!!
そのため、
・高齢者の転倒で最も多い骨折は大腿骨
・長期臥床になると褥瘡が高頻度
・褥瘡の最重要部位は
仙骨、大転子、坐骨結節
・国試は「高齢者の生活背景と体位」を組み合わせて出題
以上のポイントは押さえましょう!!
また、今回の内容の周辺を押さえておけば、必修に強くなるハズです!!